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FPが現場で受けた相談
パートと時短勤務の違いは?
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  • 30代 男性
    男性 / 30代
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  • 竹内 詩乃

さて今回、皆さんにご紹介したいのが 正社員での時短勤務とパート勤務(週30時間)の違い です。 一見、同じ時間で働くことになる時短勤務とパート勤務。 「明確な違いは??」 と聞かれると、分からない方も多いのでは? 産休・育休明けの働き方に悩んでいる方、 是非参考にしてみてください。   雇用形態の違い まず、大前提に雇用形態が 時短勤務=正規雇用(正社員) パート=非正規雇用(パート) のように違います。 それに伴い、 契約期間が 正社員=無期雇用 パート=有期雇用 となります。 ※有期雇用は労働契約が通算5年を超えたときは、無期雇用に変更できます。 ※レアケースですがパートでも無期雇用の場合もあります。 また普段はあまり意識をしないことではありますが、 パートの場合、必ず契約が更新されるとも言い切れません。 その点も頭に入れておきましょう。 期限の有無 時短勤務は法律上、『子どもが3歳になる誕生日の前日まで』 選択が可能となっています。 ※企業によっては就学前まで、小6までなどの独自の処置がある場合もあります。 ただし、働いて1年未満の人は 時短勤務を利用できないという企業もありますので、 自分の会社の規定がどのようになっているか確認必須です! それに比べてパートは子どもの年齢関係なく同じ働き方ができます。   給与の違い 時短勤務中の給与については、法律上規定がありません。 そのため、減った勤務時間の分だけ減給にしている企業が多いです。 一方、パートの場合は皆さんご存知の通り、時給制になることが多いです。 ただし、「もっと稼ぎたい!」と思っても シフトを削られてしまう可能性もあり、 思うように働くことができないなんてことも・・・。   福利厚生の差 時短勤務といえども結局のところ正社員なので、 福利厚生はパートよりも充実している企業がほとんどです。 例えば、 賞与 退職金制度 昇給や昇進制度 特別休暇 研修制度 各種手当 などなど。 正社員にはあってパートにはない、という福利厚生は多くあります。   業務内容の違い 2021年4月から同一労働同一賃金が パート・アルバイトにも適応されることになりました。 そのため、パートと時短勤務(正社員)とでは 業務内容を明確に分けなければいけなくなりました。 ※時短勤務(正社員)とパートの給料が違う場合 なので、時短勤務の場合とパートの場合では、任せられる業務が変わってきます。 正社員からパートになった場合に、少し物足りなさを感じてしまうこともあるかもしれません。   精神的な差 ここまで、様々な違いをお伝えしてきましたが、 この「精神的な差」が働く上で一番大きいかなと思います。 時短勤務といえども正社員なわけですから、 業務内容は据え置きで時間だけ短時間になる(残業ができない) なんてことも無きにしも非ず。 パートになると非正規雇用になることもあり、 正社員だった頃と比べると業務内容に物足りなさを感じてしまったり、 今後のキャリアアップについて悩んでしまう なんてことも出てくると思います。 ただ、その分勤務日や勤務時間の融通が利きやすかったり、 急な早退やお休みも、気持ち的に伝えやすくなってくるようです。   まとめ 時短勤務とパートの違いについてお伝えしてきました。 結局のところどっちがいいの?? となると思いますが、 ご自身が働く上で何に重きを置くか、あるいは家庭環境によって、より良い働き方というのは変わってくると思います。 復帰後もなるべく復帰前と同じように働きたいか、 それとも少しでも負担を減らして働きたいか。 配偶者の働き方はどうか、配偶者以外に協力を仰げる人がいるか。 まずは、自分の会社の就業規則はどうなっているか確認した上で、 家族に相談して無理のない働き方と、 ご自身の希望をうまく叶えられるといいですね! しごと計画学校を 利用された方の声 今までしごと計画学校を利用された方の声を集めました! 転職にまつわるいろんな体験談です!   しごと計画学校の無料個別相談 「この条件でも正社員で働けますか?」 そんな不安をお持ちの方はぜひ個別相談へお越しください。 面談の流れはコチラ♪ ご予約お待ちしております。 ⭐オンライン面談も受け付けています   セミナー紹介 しごと計画学校では様々な 内容のセミナーを開催しております! 下記リンクから詳細を ご覧いただけますので、 是非チェックしてみてくださいね♪   しごと計画学校とは? 1人ぼっちで転職活動はさせません! 職場見学や面接にもついて行きます😆 伴走型の転職エージェント ▶履歴書の書き方 ▶面接対策 ▶職場見学も一緒に行きます ▶面接もついて行きます  

FPが現場で受けた相談
このままだと学費が捻出できない...。どうすればいいですか?!
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  • 40代 男性
    男性 / 40代
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  • 澁澤 快典

まず、お子様が中学生ということですので、数年後には大学費用で非常に大きな資金が必要となりますが、その準備は出来ていますか? 私立の4年生大学の場合、おおよそ700万~850万程度の準備が必要です。 早急に準備するため家計の収支を見直す必要がありますが、短期間で大きな金額を捻出するためには、節約だけでは不可能です。 生活水準を変えることは難しく、またお子様も育ち盛りのため生活費などの支出見直しでは大きく効果を出せない可能性が高いです。 また、慣れない投資を始めるのも、短期かつ金額が大きくリスクが高いためお勧めしません。 最も近道なのは、奥様の年収を増やすことや副業を始めて家計の収入を増やすことです。 それでも足りない場合は、奨学金制度や学費ローンを利用することも検討してください。 もちろん利息も掛かってしまい勿体ないですが、将来出来るはずだった貯蓄を前借りするようなものですので、今子どものために資金が必要な場合は非常に有効です。 また奨学金などは通常のローンと比べて金利も少なく借りる条件としては悪くありません。 学校や塾でも具体的に紹介を受けられますので、ぜひ先生に相談してみてください。

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